依頼者 | 愛知県小牧市在住 男性52歳(会社役員) |
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家族構成等 | 小牧市内分譲住宅居住 妻48歳(専業主婦) 子ども2人(大学生 女 高校生 女) |
対象者 | 不明 |
相談内容 |
小牧市の分譲住宅を購入し、妻と大学生の娘と高校生の娘の4人家族です。 半年ほど前に玄関に悪臭の漂う事件があり気味悪く思っていたら、20日後に再び同様の被害にあいました。 玄関扉に悪臭のする液体をかけられての嫌がらせです。 警察にも相談しましたが、パトロールを強化しますと言われたものの何の解決にもならないことは明白です。 それでも一時期は被害も収まりましたが、先月から週に2.3回も被害にあっており家中がノイローゼ状態です。 年頃の娘もいてストーカーかもしれないと思うと、これ以上続くようなら、妻と娘2人は名古屋市内の実家へ一時的な非難も考えています。 また、依頼人の仕事関係でのトラブル、近隣トラブル、娘の交友関係でのトラブルもなく、犯人の目星はまったくつきません。 とにかく、頻繁に被害があるこの時期にストーカー、嫌がらせの犯人を特定して根本的に解決したいと思います。 |
提案事項 | 1稼働3時間の日時指定の時間調査。 |
探偵小牧 調査結果 |
過去の被害日時、曜日などから意外なことに嫌がらせの犯行は殆どが日中に行われている事から、10時から17時までの時間、監視する事にした。 ただ、このような直接的な加害を加える犯人は監視体制などに十分な配慮をしないと感づかれる恐れもある。 そこで、特殊な隠しカメラで玄関前を撮影し、その画像を一区画先の駐車場に調査車両まで映像を電波で飛ばし、安全に車内のモニターで監視する方法を採用した。 長丁場を覚悟していたが、犯人はあっけなく3日目に確保する事となった。 人通りが少なくなる昼2時過ぎ、探偵が監視するモニターに1人の老人男性が映し出され、依頼者の自宅門扉前で一旦、立ち止まった。 その後、テクテクとまた歩き出す・・・・??車から探偵1名が飛び出し、依頼者宅へ向かう。ものの数十秒。 悪臭がすごく、その場で老人を引きとめ警察に通報した。 この老人は依頼者宅より2区画ほど離れた近隣住民だった。 動機は依頼者宅で飼っている犬、毎日の散歩で必ず、この老人宅の敷地に小便をして、繰り返すうちに匂いが気になるほどになった。 その仕返しに犯行に至ったという。 数日後、依頼人は被害届を取り下げたという。 持家で住宅ローンも残っている状況では、今後もこの街で生活をしていく他ない。 今後の事を考えれば、事を荒立てたくないし、内にも非があったわけだからと、、、 |